2011年4月 1日(金)

避難所での健康チェックと炊き出しを行います。

郡山高校へ避難されている大熊町の方から避難所の様子が伝わってきました。

以前には「生活物資も届き、灯油も確保できました」と比較的落ち着いた様子でのお話でしたが、避難が長期化し、大熊町から避難されてきた方々の会津への移動がはっきりしてくる中で、今までとは違う声が寄せられました。

「4月3日から会津へ移動します。しかし、鶴ヶ城近辺のホテルや東山温泉へ行くことになりますが、家族や集落単位ではなく、人数で区切っての移動となるためバラバラになります。ホテルの1室に入れるだけの人数を入れるという機械的なやり方です。」

「移動にあたり精神的な苦痛や体調不良を訴えている方もおり、医療支援をお願いします。」

食事も「夜におにぎり2個・パンの配給...、1日1回にて翌朝にとっておく、温かい汁物なく、カップラーメンは箱で山になっているので夜に食べる人が多い」

送迎を行った七海さんへ伝えられた大熊町役場の方の県への不満は、これまでになく強い口調だったそうです。

避難所の様子も、避難所から離れる人新たに入ってくる人で様変わりしています。昨日の段階
では子どもが40人となっていました。午後に臨時便を出して、必要とされた毛布、子供服、生理用品をお届けしまし、炊き出しの打合せを行ってきました。

 

今日炊き出しを実施します。

増子理事と組織部が中心となって、急きょ炊き出しの準備を整えました。今日(4/1)300人
分の食事を提供します。引き続き健康チェック等の支援も準備します。ご協力をお願いします。

 

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