2011年4月16日(土)
4月6日以来の震災に関する職責者の打合せを開催しました。開催の目的は、
? 震災による被害を調査するためのアンケートの実施
→器具や備品類を中心に、月曜日までに集約し総務部へ提出して下さい。
? 余震が続いている中で、地震時の対応マニュアルや基準づくりを進める
→各職場で、具体的な事例や震災直後の取り組みをまとめ、必要な手立てを
講じます。
また、職責者会議では、食養科のまとめが紹介されました。震災直後は、多くの医療機関が「おにぎりと味噌汁」だけの食事しか提供できなかったよ云われる中で、当院ではほぼ通常通りの食事を提供していました。
まとめの中では「乳製品を除いては、栄養的には通常通りのものが提供できた。」「まさか本当に非常食を使うとは思っていなかった。非常食マニュアルは新潟県中越地震の後に苦労して作ったものだが、災害時をシミュレーションしたり、実際に防災の日に非常食を患者さんに提供することで、手順も理解していた」となっています。日頃の準備が非常事態に活きました。各職場でも、経験や教訓をまとめましょう。