2011年4月21日(木)

避難所の状況は、まだまだ改善が必要です。

一昨日来院された全日本民医連の大河原次長から、現在避難所となっているビックパレットの様子が届けられましたので、ご紹介します。震災からすでに40日が経過していますが、まだまだ深刻な状況が続いています。
 「全日本民医連の大河原です。昨日はお忙しい中お時間を頂きありがとうございました。…(中略)…私は震災の翌日から坂総合病院、盛岡医療生協に常駐し、各避難所も訪問してきましたが、ビックパレットへ行ってみて(1600人の避難所は現在避難所としては最大規模だと思います)ビックリしましたのは「この避難所はあまりにもひどすぎる」が第一印象です。医師、看護師、薬剤師、栄養士等の「医療チーム」は人数的には十分配置されているようですが、避難者の生活が40日になるのに、環境が余りにも劣悪でした。段ボールでの囲い、その中に高齢者が寝ており、その脇を土足で通行している、段ボールの中の生活は丸見え…」ビックパレットは震災当初、郡山高校へ支援に行った時の状況がそのまま続いているようです。
 

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