2011年5月31日(火)
放射線の話が終わり、その後質疑・応答をしました。すべて終了後、参加者が帰る中、一人の女性が私のところに直接聞きに来ました。「これから妊娠しても大丈夫ですか。子供をつくらない方が良いですか」ICRPのリスク評価を例に挙げ話をしました。心配が絶えません。
「出された声」
○子供が3人いて、一番下が4歳。外で遊ばせたいが、心配で遊ばせられない。
○子供達をプールに入れてよいのか。
○子供の積算線量1年間で1ミリシーベルトの基準が出された。学校ではある程度抑えられると思うが、学校以外で子供たちの通学路や家庭などでの線量を知る方法はないか。
○線量計はどこで買えるのか。いくらするのか。
○海に放射性物質が流失しているが、海の環境は大丈夫か。
○風が強い時砂埃が上がる。家の窓は閉めた方が良いか。
(放射線科:中里史郎)