2011年7月 9日(土)

放射線量測定班会を民医連新聞が取材

 各地域で放射線量の測定が広がっています。7月6日、とみた支部の後藤信弘さん、佐藤敏さんが町内の組合員さん宅の線量調査を行なった際、民医連新聞の記者の新井さんが取材に同行しました。訪問先の組合員さんは、これまで機関紙だけは届けていましたが支部行事や班会に出たことがなく、地域の組合員さんとのつながりがありませんでした。しかし今回、支部の放射線学習会のチラシを見て参加し、さらに放射線の測定にも話が及びました。家の周囲線量を見て驚き、「孫が生まれるので、何とか除染して安心したい。郡山市や国に放射能のついた土や芝生の処理の方法を示してほしい」と訴えました。今後も放射線のことだけではなく、班会にも参加し色々な健康づくり活動にも参加したいと言っています。
その後も何軒か訪問し、同様に子どもを持つ母親からは、「庭で子どもを遊ばせていいのか悩んでいる」と言う声も聞かれました。
全国的に「原発廃止」の運動や議論が注目されていますが、郡山など中通り地域では何よりも放射能除染の方法を早急に決め、実施することが先決です。ぜひ民医連新聞にもこの郡山の現状を伝える記事を載せて頂き、除染活動の応援を全国的に呼びかけてほしいと思います。   (富岡)  
 

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