2011年8月19日(金)
稲田裕美さん(広島)
こちらの病院や施設は、一見普通に動いているように見えました。しかし職員の方のお話を聞くと「自宅が半壊しても責任ある仕事を休めない頑張っていたが、支援者が来ることになり、リフレッシュ休暇が取れることになった」「自宅に穴を掘り庭の除染を個人でした」「震災後職場に結束が生まれ愚痴が聞かれなくなった」等々、眼に見えない不安と戦いながら皆で結束し又、個人でできる様々な工夫や努力をされていることが分かりました。… これから広島へ帰り、福島の現状を伝え何ができるのかを考え、周りを巻き込んで行動に移していくことが今後の私の課題ではないかと思っております。
富塚祥子さん(北海道)
今回のような郡山の支援の機会を与えて頂き、本当に良かったと思っています。… 時折の談話の中であの震災の様子をきき、また院内のニュースをみせていただいて、当時がどんなに大変だったか、ここまで復興するのにいろんな苦労があることを知り、心が痛みましたし、その苦労を越える皆さんの元気に感動しました。報道では伝わらない、現地に来なければ聞けない、感じられない様子や生活に触れることができたので、札幌の戻って伝えたいと思います。… 支援を通して現地の生活や課題を伝えていくことが今回桑野協立病院で支援した意味があると思いました。地域を超えて職員が団結できる民医連の凄さを確信しました。
牧口直子さん(北海道)
たった1週間だったので慣れた頃に終了だったのでコロコロ変わると受入する方の方達が大変だと感じました。短い期間だったのに歓迎会までしていただき申し訳ありませんでした。
皆、口には出さないけれども、常に放射能の不安を抱えている事を感じ、1日も早く放射能の心配から解放される日が来て欲しいと思いました。あまり力にはなれませんでしたが、職員の方、利用者の方に本当にあたたかく迎えて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。お身体に気をつけて頑張って下さい。