2011年9月 2日(金)

ご支援ありがとうございました!帰任された方のメッセージをご紹介します!

メッセージ紹介を紹介します!

 

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前列左:長野医療生協 小林泰子さん 3階病棟支援
 高齢者、介護度の高い患者様が多く、多忙な中スタッフの皆様は(自身の原発公害の不安をかかえながら)笑顔で看護されている姿に感動いたしました。
 今回一週間の短期間ではありましたが、私にできることを積極的に実施させていただきました。が、ちから不足で大変申し訳ありませんでした。
 ありがとうございました。これからもずっと応援致して居ります。

前列右:岡山医療生協 佐々木和子さん 通所リハビリテーション支援
 3月11日の震災から5ケ月経過し、突然にボランティア支援の声がかかりすぐお引き受けしました。郡山に到着し佐藤看護部長から、お話を伺い着実に復旧がすすみたたかいがすすんでいると力強さを感じました。岡山でも「ひまわりの種を送る」「線量計を送ろう」との運動が少しでも役に立っているのだろうと思いました。
 配属された職場の方々、利用者様はあの頃の大変さを話そうとはされませんが、不安や心配をかかえながらしっかり生きていこうとされていると思いました。院長先生から原爆の恐ろしさや引き続く不安をお話していただき、この地で生き続けなければならない覚悟を感じました。“くやしい”と言われた言葉が心にしみました。
遠い岡山の地で微力ではありますが支援を続けて行きたいと思います。暖かく迎えてくださり感謝します。ありがとうございました。

後列右:福山医療生協 武藤千夜子さん グループホームひなたぼっこ支援
 今回、GHひなたぼっこに支援に入らせてもらいましたが、スタッフの皆さんに気を使わせたり、足をひっぱたりして支援になってなかったのではないかと思っています。スタッフの皆さんは若いのに一人一人の入所者さんに優しく思いやりのある態度で接しておられ、5月にオープンしたばかりとは思えないようで感心しました。
 私は福山では主に在宅往診の仕事をしています。90数名の往診患者さんの3割弱がGH、小規模多機能etc.の施設系です。今回そこで働くひとたちの苦労が少し理解できたような気がします。
 ひばたぼっこの入所者さんから聞いた「ここに居ても何もやることはないものーーー」というつぶやきも又深く身にこたえました。「豊かな老後」という言語を中身の入ったものにするため、私たち医療者と介護者が一緒に前に進んでいかなければーーーー。目前に控えている自分の老後のためにも今回の経験を意義あるものにしたいと思いました。本当にお世話になりました。スタッフのみなさま、そして9名の入所者のみなさま。

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