2011年10月 4日(火)
渡部琴絵さん(新潟:下越病院)
6日間大変お世話になりました。やっと慣れてきたところで終了となってしまい残念です。震災当日 桑野協立病院ではストッパーがかかっている患者さんのベッドが病室の中央に動いてしまったり、物が落ちてきてもけがのないよう患者さんの顔に洗面器をかぶせて守っていたというお話を聞かせていただきました。また、福島原発の事もあり放射性物質による汚染、内部被爆等目には見えない恐ろしさがあります。そんななかでも、患者さんや地域の方々のことを考えておられる院長先生をはじめ職員の皆様のあたたかさを感じました。
私は同じ福島県出身のため、他人事ではなくとても身近に感じています。看護師2年目の私がお役に立てるかどうか不安でしたが、知識もなく技術も身についていない私に、優しく教えていただき本当にありがとうございました。皆様の足を引っぱってばかりいましたが、とても貴重な体験をさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。最初はとまどったこともありましたが、同じ処置でもこういうやり方もあるんだ!!と気付かせていただきました。
また同じ支援に来ていた方々とも交流できたことでいろいろな話をすることができました。短い期間でしたが受け入れてくださりありがとうございました。