2011年10月21日(金)

在宅療養支援病院の届出を行いました。

 当院の在宅医療の歴史は、診療所開設後の1977年の診療報酬で認められていない時代から、日常診療が終了後、夕方?夜に行っていました。それから35年、高齢者医療の位置付けが、社会情勢の変化と共に、大きく方向性を変えられ翻弄させられてきました。その中でも私たちは、患者・家族の要求に応え、「在宅医療」をしっかりと位置づけ取り組んできました。2012年度の診療報酬改定の骨子には、高齢者の療養場所を病院ではなく地域(施設や高齢者住宅も含め)での療養へ、より強固にシフトされようとしています。
 桑野協立病院は、今まで培い、積み上げてきた在宅医療と介護サービスをより密接に連携させ、患者・家族を24時間・365日地域で支えていく体制を作っていくことが必要となってきます。それを経済的保障も得ながら可能にするのが「在宅療養支援病院」となります。
 15日から準備室;新井田を中心に、メンバー全員で患者さん宅を訪問し、説明をしています。どのお宅も「好意的」にそして「更なる期待も込めて」ご了解くださっています。

 

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