2011年10月22日(土)

ご支援頂いた方からのメッセージをご紹介します。

 102202.jpg 岩田 和子さん(大分県医療生協:つる訪問看護ステーション )
 

 震災から半年経過して、やっと落ち着いてこられた頃かな、というイメージを持っての支援でしたが、 実際行ってみると、落ち着いた雰囲気を感じ、皆さん笑顔で頑張られていたので安心しました。九州は離れていることもあり、震災や、放射能について直接影響を受けることも無く、ニュースで知るくらいなので、本当の意味での大変さがわかってないこともあり、気付いていない事もあったかもしれません。ですが、私が支援させて頂いた、ひなたぼっこでは、利用者さんも、スタッフも皆明るく気さくな方ばかりだったので、私も気負うことなく、前からいるかのような感覚で仕事させていただけました。主には、利用者さんの?.S、健康状態の観察、利用中の介護を行いました。普段訪問看護をしていることもあり、比較的、認知症の患者さんの対応は慣れていたつもりですが、家に帰ろうと、徘徊を続ける方や、側にいないと不安で大声をあげたり、暴力行為をする方の対応をしながら、他の利用者さんにも、目を配る大変さを実感しました。グループホームでの夜勤帯の対応困難が一時話題となりましたが、わかる気がしました。反面、小規模の時間システムは、利用者のニーズに添って自由に選択できることが利点で、ディサービスよりは、利用しやすいかもしれないなど知る事ができました。

 最終日はなごりおしく、皆さんから挨拶をいただいた時は、少しさみしくなりました。震災で開設が送れ、まだまだ調整や整備が必要な部分もあり、これからも大変だと思いますが、頑張って欲しいなと思いました。陰ながら応援しています。

 放射能については、やはり行く前はわからないだけに正直不安でした。坪井院長には時間を割いて講義をしてくださり、ありがとうございました。目にみえないことで、避け様の無い放射能への不安を実感しました。今は何もなくても、長期にわたって影響がでてくること、特に子供や若い人の将来を考えると、今のあやふやとも感じる対策で、大丈夫なのかと思いました。

 今回の支援で、他の支援者との触れ合いも含め、しらない土地にも関わらず、レストランをみつけては食べに行ったりと楽しみも多くいい経験をさせていただいたと思います。肝心の支援にはなったのかは不安ですが。逆に時間と手間を取らせてないかと心配です。色々お気使いくださりありがとうございました。
 

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