2011年10月29日(土)
「フクシマから福島へ戻すため!富山も微力ながら持続的に支援します」
講演会:富山医療生協理事長 大野孝明氏
富山医療生協理事長大野孝明さんの講演会「高齢者にやさしいまちづくりをめざして」が29日(金)桑野協立病院会議室で開催され組合員と職員50名が参加。
冒頭で「リフレッシュ富山企画」がTVで報道されたVTRも上映され、富山医療生協だけではなく受入れた朝日町と富山県も継続して支援していくと報道されていました。大野さんは「ヒロシマ・ナガサキ」と並んだ被爆「フクシマ」が“福島”に恢復できるよう支援します」と表明。
講演本論は、高齢や少子化に係る詳細なデータを使用して、医療生協の「高齢者にやさしいまちづくり」運動にチェック表が活用できることなどが話され、参加した組合員・職員はおおいに共感を得たという印象でした。
(感想)
日頃、高齢者と接する機会が多い職に就いていますが、大野氏の講演を聞き、社会の中での高齢者という視点を再認識しました。現在日本は超高齢社会であり、それが良くないことであるかのように言われています。大野氏は「高齢者にやさしい社会は、誰にとってもやさしい社会である」と話して下さいました。今の日本の社会は高齢者にやさしいとは、決して言うことが出来ないと感じます。高齢者にやさしいとはどういうことか、高齢者が安全に暮らせる社会とはどういったものか、高齢者を受け入れる社会つくりがこれからの日本の社会には必要なのだと感じました。
(包括 増子理子)
本当のまちづくりとは、視点を高齢者や障害者、子供達の立場におくこと。組合員さんや職員の中でもう一度まちづくりを見直す為にチェック表を是非利用したいと思った。
(郡山東介護・菅原和江)