2011年11月 1日(火)

なくせ!原発 10・30大集会

 まずは、集会アピールを全文を紹介します。ぜひ声に出して読んでみてください。
何度も、何度でも、そして、全国民にも読んで欲しいです。

 

ふくしまに生き、明日につなぐ。


 3月11日の地震と津波で、根拠のない安全神話が崩れました。私たちが危惧していた原発事故が、現実に起きてしまいました。福島第一原発事故は、天災でも想定外でもない「人災」です。利益を優先し安全対策を怠った東京電力と、それを後押ししてきた国がおこした「人災」です。

 

目を閉じて思い浮かべてください。
ふるさとを奪われ、いつ帰れるかもわからない住民の不安を。
わが子のように守り育ててきた土を、豊かな恵み
をもたらす海を奪われた怒りを。
手塩にかけた作物を食べてもらう喜びを奪われた悲しみを。
「ふくしま」と名がついただけで、避けられてしまった悔しさを。
一生にたった一度の思い出をつくることすら叶わなかった子どもたちの悲しみを。
さよならも言えず、友だちと別れた子どもたちの思いを。
子どもの寝顔に「あなたを私は守れるのだろうか」と語りかける親の葛藤を。
「子どもを守るため」に離ればなれに暮らす家族の疲れを。

いま、ふくしまの人々は立ち上がっています。
私たちは、このふくしまから訴えます。全国に、世界中に訴えます。
安心して子どもを生み育て、安心して暮らし、安心して働ける、そんな当たり前な生活を一日も早く取り戻すために。
「放射能被害から子どもたちを守ろう!」
「被害・損害の前面賠償を求めよう!」
「原発をなくそう!」
 
「3月11日前のふくしまに、国と東京電力の責任で戻せ!」と。
いのちと原発は共存できません。
私に、あなたに、未来につながるいのちに、美しい大地・空・海を引き継ぐために!
いま、声をあげましょう!広げましょう!「なくせ原発!」

 

2011年10月30日   なくせ!原発
安心して住み続けられる福島を!
10・30大集会inふくしま
 

 

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