2011年11月 2日(水)

行ってきました。10・30集会

 福島に1万人を超える人が全国47都道府県から集まってくれた心を一つにして、一つの願いのために…。 震災後、全国からの多数の支援をいただき、自分には何ができるんだろうと思っていた時なので、こんなに多くの人たちと同じ思いで脱原発を訴えることができて良かったです。
 原発事故は、小さな子供を持つ母、年頃の子どもを持つ親、孫を想う祖父母、全てに悲しみの連鎖を作っていました。しかし、福島で生きていくということを覚悟した時、小さな子供であっても生きていくための教育をしなくてはなりません。それが可哀想と言われるかもしれません。本当に可哀そうなのは、生きる力を教わることなく成長することです。放射能との戦いは長期戦になりそうです。今日より明日、来年と少しでも元の環境に近づけるよう、今、私たち大人が心を一つにしなければならないのです。福島が元気になることは、日本が元気になること、応援してくれた世界中の人への恩返しです。今日の大集会に参加して、未来につながる可能性が見えた想いです。

(3階病棟:石井)

 

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