2011年12月 2日(金)
共に悩み、共に考え、共にすすめましょう!
食材の調達方法の変化は!
(1)食材の調達方法については、66.2%の職員が変化したと答えています。
あると答えた人は、福島産に気をかけて、県外産をインターネットや生協から購入する人が多くなっています。以下のようなことが挙げられました。
1.米や野菜は送ってもらっている。
2.直売所は気をつけている。
3.家庭菜園の野菜は食べない。
4.水はミネラルウォーターにしている。
5.県内産は買わない。
6.インターネット注文や生協からの購入に切り替えた。
7.必ず産地を確認している。
8.きのこ類は食べない。
調理方法の変化は!
(1)食材の調理方法については、45.5%の職員が変化したと答えています。
調理方法は、手間時間がかかるせいか、あるとないと答えた人が同数になりました。今後ますます食品からの体内被曝が問題になることを考えると、具体的な調理方法の学習について企画していくことが必要になります。
具体的な工夫としては、以下のようなことが挙げられました。
1.生野菜は控える。
2.念入りに洗う。
3.水に浸す。
4.ゆでこぼす。
5.塩水に浸す。
6.皮をはぐ。
7.ミネラルウォーターを使う。
8.野菜は必ず加熱する。
9.野菜は食べない。
困っていること(自由記入)は!
自由記入欄で書かれていることを羅列します。
1.食材の検出器があると助かる。
2.こんな生活が続くのかと思うと辛い。除染を進めたい。
3.子供を作るかどうか悩んでいる、
4.線量計を個人で持ちたい。
5.野焼きをする人がいるが気になる。
6.庭が片付かない。
7.県外に避難するかどうか悩んでいる。
8.浪江に戻りたい。
9.夫が農業なので今後の収入が心配。
10.大雨による床上浸水で線量が高くなり心配。
11.子供だけでも早く検査をして欲しい。
12.野菜の高騰で家計が圧迫されている。
13.食べ物の除染が分からない。
14.保育園の周りで遊べない。
15.両親が避難している。早く除染を進めて欲しい。
16.福島への偏見心配。
17.実家の除染したい。屋根が9.0μシーベルト。除染の見積もり35万円どうする。
18.このまま住み続けて大丈夫か。心のケアが必要。子供の就職先で悩んでいる。
19.つくしんぼ保育園を病院の中に移せないか。
20.したいことができなくなった。ストレスがたまる。
多くの悩みや心配が出されました。対策本部は、職員に寄り添って一緒に悩み、考え、相談に乗り、やれることを一つ一つ積み上げていきたいと考えています。