2011年12月12日(月)

ベルトールド社製 ガンマー線スペクトロメーターLB2045を見学してきました。

 12月7日 福島中央医療生協で購入した食品用放射能測定器ベルトールド社製LB2045型を見学および試料測定に行ってきました。 事前準備として、食材は細かく刻んでおきます。 米や牛乳などはそのまま指定の容器に50gをいれて測定します。モニターにサンプル名、重量、を入力し測定を開始します。核種はI-131、Cs-134、Cs-137を測定できます。測定時間は、10分から選択できます。検出限界値は、測定時間によって違いますが6分で20Bq、20分で10Bqです。操作画面は、英語表示。結果レポートも英語表示です。
 試料を実際に測定した感想は、容器に入れる作業が5分ぐらいかかります。刻んだ場合と刻まなかった場合の比較をしてみると活用の幅が出そうです。刻むことを考慮すると、米や粉類以外で材料によってはサンプルを料理に使えなくなりますので活用の範囲が限定されることが予想されます。またモニター画面、タッチパネルの反応が気になります。測定結果については、信頼性は高いし十分すぎる性能と感じました。見積価格は1台 270万円前後とのことでした。
 

(鹿又)

 

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