2011年12月 6日(火)
12月4日、福島県民医連主催の「チェルノブイリ視察報告会」が開催され、福島、会津いわきから約40人が参加しました。
「核害の街、郡山で生き抜くために、ベラルーシの人々がどう生きてきたかが最大の関心事だった」という視察目的から報告を始めた坪井院長。「ベラルーシの人々には、事故から約5年間、何も知らされなかった空白の時間がある」「除染や食品の測定など我が国の科学技術を持ってすれば、被害は確実に小さくできる」「防護三原則を中心とした子どもたちへの教育が大切」と、約1時間にわたって、視察からの教訓を報告しました。
宮田専務からは「放射線量測定機やホールボディカウンターの導入は福島で暮らし続けるための必要条件、自治体を応援しながら暮らしの条件を整えて行くことが必要」「国も東電も責任逃れの姿勢に終始し、被害を小さくしようとしている。この地で暮らすためにも、闘わなければならない。」と熱い想いが語られました。