2011年12月10日(土)

河内のライスセンターで食品放射能測定器を見学

 本体はベルトコンベアー式の全長3m60cmと大型の測定器でした。システムとしては、出荷する大量のモノを流れ作業で検査をし、例えば暫定基準値を設定しておき、その値を超えると×とか○とかの判定ができるものです。同時に測定値も表示されます。測定時間は12秒でI-131、Cs-134、Cs-137を検出します。 測定値の信頼性は、ベルトールド社製のBL2045の測定値(20分測定)と同等の値を示しました。重量制限(5Kg以上)があるもののスピーディーに検査できます。
 ライスセンターの社長さんは、「水は測れないと言っている(富士電機)が、ゲルマニウム半導体検出器と同じ値が出た。」と言っていましたが、もっと少ない量でテストして誤差がどの程度あるのか見てみると活用の範囲は広がる可能性があります。もちろん、試料を刻む必要はありません。価格 430万円から

   (鹿又)

 

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