2011年12月24日(土)
12月17日の午後から、長野民医連上伊那地域学術運動交流集会で「核害と向かい合う…郡山医療生協の取り組み」と題して、約1時間の報告を行ってきました。上伊那医療生協を中心に取り組まれている学術運動交流集会は、毎年12月の第3土曜日に開催されることとなっており、今年で第7回目でした。抄録集に掲載されている演題数は150演題を超えており、 職員数から推測すると3?4人に1演題の割合で提出されていることになります。毎年、目標を持って仕事に取り組み、まとめを報告するというのが定着していることに感心しました。
報告は、震災や原発事故直後の様子から郡山の現状、全国からの支援を受けての「見える化」の取り組み、 看護師支援、 サマーキャンプと、ほぼこの9ヶ月間の歩みを振り返り、今後の課題と脱原発への取り組みを呼びかける内容としてきました。比較的若い職員が多かったのですが、熱心に聴いて頂きましたが、一方で、テレビや新聞で伝えられていることは限られており、直接伝えること、情報を発信し続けることの大切さを改めて感じました。
(江川)