2012年1月20日(金)

支援に暖かい言葉、逆に元気をもらいました。

012001.jpg 宇部協立病院(医療生協健文会)松本さんから感想がよせられました。

 

 2週間という短い間でしたが、岡田師長さんをはじめ、2階病棟の皆さんには暖かく受入れて頂き、本当にありがとうございました。(休憩室のロッカーのウェルカムめーっセージには感激しました)佐藤総師長さんから震災後の看護活動の実際を聞く機会があり、支援要請があった時には少しでも力になれればと即答したものの、慣れない職場環境の中でかえって迷惑をかけれしまうのではという不安もありましたが、2階病棟の皆さんが親切に説明をしていただくことで安心して業務を行うことが出来ました。

 

? 主にフリー業務ということで、患者様と直接関わることも多かったのですが、山口からの支援に暖かい言葉をかけて頂き、逆に元気をもらえた気がします。また一時的に職場を離れことで、日々の看護活動の頑張りや課題など、自分の職場を客観的に見る機会となり、支援という立場を忘れて有意義な時間が過ごせました。
支援期間中は病棟全体にみんなで支えあい・協力し合う姿勢が日常的に見られ、震災後の混乱期を乗り越えてこられた絆を感じ、患者様から信頼されている看護師集団であることを認識し、ともに働く医療生協人として誇らしく思います。

 

? 支援中に坪井院長から原発問題・放射線の健康被害について貴重なお話を聞くことが出来ました。今回の原発被害に対して『福島で起こっている問題』と認識していた事に、どこか他人事として捉えていた自分がいたのかと思うと、羞恥心を覚えました。院長が言われた『核害』であること、その地域で生きていく住人に対して、主権の回復を求める運動にしていかなくてはならないという思いを、山口に持ち帰り、行動に移していけるよう情報提供をすることが自分の役割だと痛感しています。

 

? 原発の問題を抱え、放射線という見えない脅威の中で、長い戦いが続いていくと思います。遠く離れた山口から出来る支援は何かを模索しながら頑張っていこうと思います。2階病棟の皆様含め、桑野協立病院の職員の皆様のご健康をお祈りしております。2週間ありがとうございました。 

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