2012年2月28日(火)
昨日(2/26)、郡山市の北にある本宮支部でチェルノブイリ視察報告学習会があり行ってきました。参加者は約50名程度でした。雪が降り、手違いで暖房もなく、寒い中で熱心に聴いてもらいました。参加した若いお父さん、お母さん達(組合員ではないと思います)が必死で訴えるのです。
被曝していることは承知でここに踏むとどまる。しかし、学校給食の米を県外産にして欲しいと要求すると検査して安全(検出限界値1?10ベクレル以下)だから変更しない(本宮産を使っている)それでは弁当をもたせるというと子供が村八分にあうような対応をされる。放射能について発言するとこの人何を言っているのかと放射能の心配はないんだという対応をされる。私達の不安や要求は誰にどのように行ったらよいのか。私は、市でホールボディカウンターによる内部被爆検査を受けた。しかし、検出限界値(1?200ベクレル)以下ということしか言われなかった。これではどうしてよいのかわからないので東京の同位体研究所に尿の検査をお願いした。どうして納得のいく対応をしてもらえないのか。私はインターネットが使えないので情報源が不足している。もっと情報が欲しいし、学習会を積極的にやって欲しい。アップルペクチンはどのように手に入れるのか。などなど時間をオーバーして質問が続きました。本当に必死に訴えられると私が応える立場にはないのですが、胸が詰ってしまいます。正しい情報の提供、学習や教育、その上での主権者として行動がどうしても必要だと痛感した1日でした。学習会後7,8人が集まっていろいろ相談しているみたいでした。脱原発、TPP、一体改革、根っこは一つ、今こそ平成の大民権運動が求められていると痛感しています。
[宮田]