2012年2月 2日(木)
宮田専務による講演会「ベラルーシ・ウクライナ調査報告から学ぶ」が1月27日に白河市の県南生協天神町店2回会議室で開催され、23名の方が参加しました。専務が視察団の一員として参加した目的の一つは、放射能被害の街に住む一住民として直接自分の目で観て体で感じてきたいという思いからであり、そこから得た体験を熱くかつ解り易く説明していただきました。
今回の視察で得た事として、今後健康被害を出さないためには、
?放射能の測定と公表(モニタリングポストをいたる所に配置し、誰にでも結果を知ることができること)、
?外部被曝量の測定と記録(全県民へ線量計を配布し記録をとること)、
?内部被曝量の測定と記録(食品測定器とWBCを普及させること)
?地域医療の中での日常的な健康管理、
?除染活動(自治体と住民が一体となった除染活動)が必要であり、
これは生存権を主張する住民の主権回復運動と捉えて進めていかなければならないということと、これらを実現させるためには政府や地方自治体へ要求していくことも重要とし講演会をしめくくりました。
[組織部:長谷川]