2012年2月22日(水)
原田さん(ヘルスコープおおさか)
2月1日、 大阪から郡山へ大寒波とともにやってきました。 自ら支援に行くことを希望していたとはいえ、 どんな職場だろう、 どんな患者さんが待っているのだろうと不安と緊張の中、 2階病棟の詰め所に入ったことを思い出します。 人員不足の中でも2階のスタッフの皆さんは明るく助け合いながら働かれていて、その姿に驚きました。と同時に笑顔も忘れ、声も掛け合えず走り回っていた1年前の自分のことを思い出しました。大変な時こそ何が大切かを見極めること、そしてお互いを思いやることを忘れてはいけないなと感じました。みなさんと過ごしていて楽しいなと思う一方で原発に関して自分の無知、無力さを痛感、またスタッフの不安を聞きやれていない気持ちになったりと感情の変化がめまぐるしい2週間でした。スタッフのみなさん、 ご家族の健康と安寧に暮らしていける社会を願わずにはいられません。
この2週間、支援とは言いながらもまだまだこれからの私にとっては大変良い経験になりました。 みなさんと離れるのはとても寂しいですが、私も2階病棟のような温かい職場を作っていけるよう頑張りたいです。忙しい中快く受け入れて下さったこと、たくさん声をかけて下さったことに感謝します。2週間あっという間でした。本当に桑野協立病院に来れてよかったです。