2012年3月 6日(火)

原さん(清水ケ丘セツルメント診療所)からのメッセージをご紹介します。

030602.jpg 原さん(清水ケ丘セツルメント診療所)

 

 昨年の大地震によりひき起こされた原発事故。 放射能汚染により住みなれた町から避難された多くの人が、帰れない状況が続いていることに心が痛みます。生活そのものをうばわれてしまったことにどのような思いでいられるのか、想像に絶するものがあります。甚大な被害を引き起こした原発を稼動させようとする勢力があり、とても腹だたしく思っています。
 被爆の不安をかかえながら、この町にふみとどまり患者によりそう医療、看護、介護を継続している皆様に心から敬意を表したいと思います。様々な苦悩をかかえての日々の生活と思います。そうした不安がなくなるように、原発をなくすためにできるかぎりの活動をしていきたいと思っています。十分なお役に立てず申し訳なく思っています。病棟のスタッフの方々が暖かく、いろいろと気づかっていただきましたことに感謝しております。皆様の御健康と御活躍を心からお祈りしています。
 

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