2012年3月10日(土)

上島さん(立川相互病院)からのメッセージをご紹介します。

 031001.jpg 上島さん(立川相互病院)

 

桑野協立病院2階病棟の皆様 へ

 

 岡田師長さんはじめ皆さんお元気でしょうか。また、短い期間にもかかわらず、心のこもったメッセージカードまで頂き、ありがとうございました。早いもので東京に帰ってもう1ヶ月が経ちましたが、あの2週間は私にとって、いろいろな意味で記憶に残る経験でしたので、つい昨日のことのように思い出します。まじめな話をしますと、いつ健康被害が出るかという不安、また今も時々続く地震の恐怖の中、個人の不安を抑えて笑顔で仕事をされている様子に強さ、逞しさを感じ、皆さんのがんばる姿を自分の目で見て、一緒に働けたことを光栄に思えます。
 くだらない話をすると帰ってからは私、ちょっと雪知ってるよ!って自慢してみたり、実は2月29日も東京は大雪?だったので、慣れたから大丈夫!って言ってみたりしています。
 職場でも先日報告会をしましたが、私のつたない説明より、と思い、皆さんからいただいたメッセージカードを同僚たちに見せたところ、皆さんの想いに、みんな感動したようで涙を見せたスタッフもいました。また、こちらでも長期的支援のため支援希望者を募りました。私も出来るならばもう一度伺いたいと思います。
 まだまだ寒い日もあるでしょうし、根本的な問題は何も解決されていない現状での生活は、ご苦労が多いと思いますが、自分の生活を守ること、それに夢をあきらめないでください。
 私たちに出来る支援をこれからも探してみます。ご迷惑をおかけしたこともあったと思いますが、とても貴重な体験をさせていただきました。本当にありがとうございました。
  

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