2012年3月21日(水)

後藤さん(道南勤医協)からのメッセージをご紹介します!

 032101.jpg 後藤さん(道南勤医協 函館稜北病院)

 

 2週間大変お世話になりました。
 支援に着たとはいえ、現場を離れてしばらくたち、どの程度働けるか正直不安でしたが、とて  も温かく迎えていただき、また、大変気を使っていただきとてもうれしかったです。
また、スタッフの方々が忙しい中、とても患者さんに愛情を持って接している様子に心が温まる思いと見習はなければいけないと改めて思いました。
 2週間という短期間の受け入れで、受け入れる側も大変だったと思います。もう少し長くいることができればとの思いと、何かもっとできることはないかとの思いが、今も続いています。
今回、郡山に来てみて、初めて知る現状がありました。
 一見、普通の日常が送られているように感じる中、気をつけてみると、あっちこっちで放射線量の測定器を見かけ、公園には除染日時の記録があり、福島の気象情報では、降水確率や気温と同じように毎日、各地の放射線量が放送される。休憩室にも放射能に関する掲示があり、対策ニュースが毎日発行され、他の法人からの看護師支援や物資など色々な形での支援が続いている。震災の影響がまだまだあり、これからも、放射能に関してなど、不安は尽きないのだろうと思います。震災当日からこの1年間、この2週間足らずでは理解できない不安や恐怖など大変な思いをしながら、現在もここで働いていると改めて感じました。どういう言葉で言い表したらいいか、「凄い!がんばっているんだ!」と思うばかりでした。
 「原発はいらない! 3.11福島県民大集会」にも一緒に参加させてもらうことができました。全国からの原発いらないの声、函館も青森の大間原発に近い位置にあり他人ごとではないと言う思いを新たにしています。
 本日3月17日は看護師の1年間の研修報告会があります。その中で今回の支援の話しをすることになりました。どの程度伝えられるかはわかりませんが、福島のことをみんなで考えれれば、原発について考える機会になればと思います。
 まとまらない文章で申し訳ありません。2週間ありがとうございました。
 

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