2012年4月 2日(月)
核害対策室くわの室長 坪井正夫
“核害対策室くわのニュース”発刊にあたり
原発(核)と私(市民)の関係・・・このことについて2012.04、02.の時点で考えてみた。
●共存共栄 全く考えられないややもすると自分の生存権の放棄につながる
●共存 何時か殺られる可能性がある、現在は強制された共存
●一蓮托生 仏教用語 原発への隷属を意味する 拒否します
●向き合う 共存と同じ リスクが大きい
●無視する 事実上の共存 頭隠して、、という事につながる
●折り合いをつける 妥協的な共存 リスクは同じ
比較のために1972年12月 日本学術会議原発問題シンポジウム 原発に関する点検基準を見てみる
●自主的なエネルギー開発か
●経済優先の開発か安全優先の開発か
●自主的民主的な地域開発とどう抵触するか
●軍事的利用への歯止めが保証されているか
●労働者と地元住民の安全、周辺環境の保全は確保されているか
●民主的な原子力行政が実態として保証されているか
この点検項目は、今私が考えても原発(核)と共存しようという姿勢が見受けられる。廃炉、撤去という明確な方針がなければ明日が考えられないという現時点から振り返ると何とも悔しい限りである。