2012年5月26日(土)

チェルノブイリから日本に飛んできた放射能

 1986年4月末からチェルノブイリの放射能汚染は拡がった。日本では、今中哲二さんたちが5月4日からI131、I132、Cs134、Cs137などの核分裂生成物を検出している。ヨウ素131の最大値は雨水1リットルあたり500ベクレル、牛乳から25ベクレルで、セシウム137の沈着量は平均200ベクレル/m2であった。上図は気象研究所が50年間続けたCs137とSr90の沈着量です。1986年のピークがチェルノブイリ。1960年代には大気圏内核実験により世界中で猛烈な汚染があった。チェルノブイリからのCs137は、日本では過去の核実験全体の3%程度に相当しました。ヨーロッパではなんと核実験を全部合わせたくらいの汚染状況でした。
これらに伴う、健康につながる影響についても今後見ていきましょう!
 

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