2012年6月 8日(金)
6月2日、福井民医連で学術運動交流集会がおこなわれ、宮田専務が参加し、講演と郡山の思いをのせた寄せ書きと募金を届けてきました。福井からお礼と感想が寄せられました。ご紹介します。
遠いところありがとうございました。福島の職員の苦悩や葛藤をかかえながらの勇気ある行動に、福井の職員の多くが、心を揺り動かされました。被災者が支援者となって医療を提供し続ける、それは実際とても大きな問題や多くの葛藤があったというお話をきいて深く想像をめぐらせた。自分だったらどう行動するか、看護師の使命感だけでない大きな覚悟が必要だったと感じています。福島の方の困難をのりこえて前に進もうとされている姿が人の力強さや勇気、つながり、助け合いに感銘を受けました。(光陽生協病院:パート看護師)
核害という言葉にドキリとした、フクシマ原発事故がそんな言葉を生み、核害の街を生んでしまった、もう元には戻らないのだと重みを感じた。そこに住む人は放射線汚染が常に生活につきまとい、情報を得、判断し、食べ物飲むものすべてにおいて安全かどうかと考えなければいけなくなってしまった。それでも立ち止まっているのではなく立ち上がりふんばり歩みだして「フクシマをくりかえすな」と福井にエールを送ってくれてさえいる。福井も「ビフォー」のうちに運動を強め、まずは再稼働にNOと言い続けないといけないと感じた。
(光陽生協クリニック:看護師)
講演する宮田専務
“フクシマからの連帯”を届けた寄せ書き