2012年6月23日(土)

原発建設とがん発生の関係

 癌に関しては丁度昭和50年からカーブが上向いています。西暦に直すと1975年。丁度、日本列島で原発が次々と稼働し始めた時期と一致しています。
 原発からは核物質(放射性物質)が垂れ流しの状態となっています。もちろん、ウランとプルトニウムはフィリタリングされて外部には漏れないようにされていますが、その他の放射性のトリチウム、ストロンチウム、キセノン、クリプトン、セシウム、ヨウ素などはまるでフィルタリングされることなく、排ガスや排水の中に混入されたまま環境中に垂れ流されているのが実情です。これはそれぞれの核物質をフィルタリングするためには、多種に亘る同位性元素ごとにフィルターが必要となる上に、完全にフィルタリングする為にはそれぞれの核種ごとに大変な技術とコストが必要とされるためです。 
 電力業界・政府はこうした事実を隠蔽して国民には知らせないまま原発の導入に踏み切ったのです。
 

 

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