2012年7月 4日(水)

京都へ避難された方と交流

“くらしと協同の研究所主催の記念シンポジウム”に参加して


 京都で開催された、くらしと協同の研究所主催の記念シンポジウムに参加してきました。
特別分科会「東日本大震災と協同組合?福島の現況と協同組合間の連帯を考える?」で菅野孝志(新ふくしま農協専務)、佐藤一夫(福島県生協連専務)さんと3人で話題提供をしてきました。
 私は、核害とのたたかいにおいて一人一人が学習し、情報やデータを得て、判断し行動していくいことが大切であること、協同組合が自主的住民組織として活動していくことが役割を発揮できることを強調しあました。最後に坪井先生から必ず言ってこいと託された「明治維新は西から京都から起こったが、平成維新は東北から福島から始めます。主権在民の住民運動「平成民権運動」を福島から起こします。」と訴えました。
 コメントを法政大学から福島大学に赴任し試験栽培を通して放射性物質の移行率や土壌改良に取り組んでいる石井秀樹先生がしました。チェルノブイリ視察後久しぶりに会いましたが、先生の活躍ぶりが分かりうれしかったです。
 7月1日午後から、福島からの避難者を交えての支援と連帯を考える交流会に参加しました。「避難者と支援者を結ぶ京都ネットワークみんなの手」代表の西山祐子さんから避難者の現状や取り組みを聞きました。京都に避難している福島の子供達に家族と友達に会える夢の夏休みを「こどもたちの夢の夏プロジェクト2012」に取り組んでいました。また、健康不安に対しては、京都民医連が子供50人の甲状腺エコー検査、血液検査、心電図検査をやってくれた。非常にありがたかった。全国的に避難者の健康不安に対応する取り組みを進めて欲しいという要請もありました。西山さんは福島医療生協の組合員でわたり病院を利用したこともあるようで、共通の知人もあり、現地での頑張り、避難先での頑張りを心を一つに進めることを握手で確認し、お土産を頂きました。
 

2012.7.2宮田育冶
 

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こどもたちの夢の夏プロジェクトのTシャツを着て!
 

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