2012年11月 1日(木)

医療生協が郡山に福島に小名浜にあってよかった!

 10月20?21日、第6回北海道・東北地協栄養部門活動交流集会が仙台市で開催されました。栄養士・調理師89名が参加し、特別講演・各県連の報告・夕食交流・分科会と2日間にわたり有意義な交流集会になりました。
特別講演では「核害の街に生きる?郡山医療生協の取り組み」という演題で宮田専務にご講演いただきました。重いテーマでありながら、前向きの行動を起こしている郡山医療生協の姿に感動しました。医療生協が郡山に福島に小名浜に・・・あってよかったです。つくづく思います。
講演は、わかりやすかった!との声が多かったです。分科会の中で講演の感想も出されました。『福島で暮らしている方の状況が良く分かって良かった。福島だけの問題ではない。』『国がなかなか動かない現状を知り、内部被ばく・外部被ばくの学習と運動を強化しないといけないと思った。』『国にも訴えていく行動に参加しなくては!』とか『食の専門家としての役割は大きい。その役割についても発揮していかなくては…』との声も聞かれました。
大切な家族・友達・仲間…が住む自然豊かな私の自慢の故郷…もとの福島・日本には戻れない。とても悔しい・悲しい事故です。
しかし、チェルノブイリの婦人の『事故後の人生で一番重要なことは、自分を見つめなおし、生きる意欲を無くさないこと、人生を楽しみ、仲間を支え、そして寄り添うことだ』というメッセージを心にとめ、福島のそして全国の皆さんと一緒に闘いながら歩んで行こうと思います。命の大切にされる社会目指して!!
 
 

記:松本まりこ(元桑野協立病院栄養士)

 

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