2012年11月 1日(木)

第31回福島県生協大会開催!

 10月31日(水)コラッセふくしまで全県から約200名が集まり、県生協大会が開催された。郡山医療生協から組合員、職員合わせて23名が参加した。今年のテーマは、「絆で復興!!ふくしまSTYLE」でした。記念講演(問題提起)を「原発とは結局何だったのか?いま福島で生きる意味?」と題して清水修二福島大学教授が行った。

 午後は、参加者が10の分散会に別れて、各生協の取り組みの交流、今後の課題について清水先生の問題提起と関連させながら議論した。昨年の震災と原発事故に対する県内の生協の取り組みが、生々しく報告され、全国の生協からの支援や連帯に支えられて、本当に協同組合間協同や避難者支被災者支援への取り組みが共有化された。長年原発問題に取り組んできた清水先生の言葉を紹介する。環境負荷の多段階転移の構造(放射能はだんだん遠く、貧しい地域へ「富の分配」と「危険の分配」の深い関係。国民の「自覚なき選択」と「怠惰な現実主義」の帰結としての原発災害。国民から遊離した科学の世界におかれてきた原子力。地域差別の構造に支えられた原子力。

 

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