2012年12月 8日(土)
6日、大越支部において恒例の忘年会が開催されました。その前段として鹿又主任による「放射能から“家族”を守るために」と題して学習会が行われました。大越支部での放射能学習会は昨年の6月に続き2回目となります。
学習会の中では、事故後1年8ヶ月がたった今、私たちが今をどう見つめ、どのように進んでいけば良いのかを参加者と一緒に考える場として話が進められました。まずは事故以前から1950年代以降のアメリカをはじめソ連や中国が数百回にも及ぶ核実験によって、全世界が放射能で汚染され続けていることを実際の調査結果をもとに明らかにしました。その上で今回の事故によってさらなる汚染に対しての捉え方、放射能の拡散などについて説明がありました。
さらに「予測予防」の立場にったて、空間線量測定や食品測定を行うことでホットスポットには近寄らない、すべての食べ物の調理には、ひと手間かけ、できるだけ外部、内部問わず被ばく軽減につとめること。このことを自分だけではなく、子供や孫たちにも伝えていくことがこの福島で生活していく上で大切なことであることを確認し合いました。
また、いま総選挙が行われている中で「だれが、どの政党が原発を推進していこうとしているのか?」はっきりと確認して投票することを呼びかけました。