2013年1月25日(金)

ロンゲラップ島民支援代表団から帰国しました。

 留守中バックアップしてくれた組織部のみなさんはじめ、送り出してくださった職員のみなさんに感謝です。率直な感想は「放射能汚染で悩んでいる人が、世界にはまだまだたくさんいる」ということです。旅中様々なアクシデント(飛行機が飛ばなかったり、レストランでオムライスを頼んだら、卵焼きとご飯がで出てきたとか)含め、今後の自分に影響を与えてくれる貴重な体験をさせてもらいました。ありがとうございます。
 後日、報告会などをしたいと思っていますが、ロンゲラップの人たちと、福島に住む私たちに共通することは、放射能汚染によって奪われた土地に対する強い愛着の気持ちということでした。誰にとっても生まれた場所は特別だし、自分のルーツがそこにはあります。
「ロンゲラップの事実は、まだまだ世界的に知られていないので、ぜひ多くの人に話をして欲しい」と現地の方に頼まれてきました。微力ながら、自分も見てきた事実(良いことも悪いことも)を多くの方に知ってもらいたいですし、個人的には学習もしていきたいと思っています。そして、いつかまた行ってみたい。
 現地でお世話になった方々から、貝と椰子の葉(?)でつくられた手作りの民芸品を頂いてきました。病院の回転ドアに飾りたいなぁとおもいます。

(組織部 小抜勝洋)

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※現地の様子は、今週1月26日(土)18:10から、NHK総合テレビ「海外ネットワーク」の中で紹介されます。

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