2013年3月11日(月)

2012年度組合員活動交流集会開催「かがやけいのち 未来へつなぐ 私たちの絆」

 鹿児島医療生協の運営委員が集まり1年間の活動を交流する組合員活動交流集会を3月1日、かごしま県民交流センターにて開催しました。今年度は全支部から過去最高の323名が参加し、今年度の活動を振り返り、学習と活動交流で新年度へ向けて気持ちを新たにしました。学習講演では、郡山医療生協専務理事の宮田育治氏をお迎えし、「核害の街に生きる」というテーマで講演をしていただきました。2年前の震災時の様子や被災地の方々の頑張り、全国からの支援の様子、放射線測定活動や除染活動、脱原発の取り組みなどについて報告があり、実際に震災を体験された方の生の声を聞き改めて被害の大きさと深刻さを実感しました。参加者からは「福島からの生の声で、現在の福島の様子がよくわかり再度認識を新たにしました。不安の中で生活していくことのたいへんさ・・。いつまでも忘れてはいけないし、報道等でも注目していきたいと思います」「除染の難しさを感じた。日本全土に避難している現状と6万人余の苦労と悔しさを受け止め早く安心して住めるように政治にうったえていきたい」「脱原発を今、私たちが声を高くして子ども・孫たちの時代に良い社会を残す事に力を出さねばと思う」と感想も出され、震災支援活動を引き続き取り組んでいくこと、また他団体と共同した脱原発の取り組みの重要性を再確認しました。そして震災時という非常時にこそ医療生協の絆の力が役に立つこと、改めて実感しました。私たち鹿児島医療生協としても、今後も継続してできる限りの支援活動に取り組んでいきたいと思います。

 

鹿児島医療生協:組織部 乗添 友尚


 

2013031102.jpg

閉じる