2013年3月16日(土)
3月13日、前回に引き続き、協立病院の患者さんで原発事故に伴い郡山市に避難されている方に声をお掛けし、「いっぷく」にて第2回目のサロンが開催されました。今回は前回の5名を大きく上回る9名の方にご参加いただきました。10時開始でしたが、お集まりいただいた方々は開始前から自然とおしゃべりが始まり、互いの近況報告などされていました。サロンが始まり、まず自己紹介をしていただきました。丁度原発事故から2年ということ、最近自宅へ一時帰宅された方もいたということから故郷へ帰る事への思いを話される方が多かったです。「郡山はいいところだけれど、やはり戻りたい」「先が見えない」「もう帰れないのなら、はっきりとそう言ってもらいたい」「いつか戻れると思っていたが、それも出来ないのかと思うとがっかりした」など。2年前の避難された時のことを話された方もいらっしゃいました。その後、方言ラジオ体操(今回は名古屋弁!)を行い、増子理事お手製のお菓子とお茶でお腹を満たすと自然と笑顔がこぼれました。
増子理事:「この原料は何でしょう?」
参加者:「葛・・じゃないよね。」「じゃがいも?お餅?」・・・里芋と当てられた方はいらっしゃいませんでした。皆さん里芋と聞いてびっくりされていました。「でもおいし?」。
その後はフェルトを使ってラベンダーのポプリ入れ作り。意外と難しく皆さん苦戦していました。「今日は久しぶりに頭を使った。」と話されている方もいらっしゃいました。作成途中に師長室からサプライズで手提げかばんのプレゼントがありました。それぞれお好みの袋を選び、そこにできあがったポプリ入れを入れて持ち帰って頂きました。
最後に、今後も継続していきましょうとこのサロンに名前を付けることを提案し、今回参加者の中で最年長者の中山トヨさんの好きなお花「ぼたん」に決定しました。
「来月はお弁当を食べながらお花見しましょう」という提案もあり、次回への期待も膨らみました。
(西部包括支援センター増子理子)