2013年5月 1日(水)

「ロンゲラップ島民支援代表団と3・1ビキニデー全国集会への代表派遣報告会」開催!

 4月27日(土)職員社保平和委員会主催で、上記報告会がリハビリ室で開催され職員50名が参加し、熱心に耳を傾けた。
 1954年3月1日、アメリカはマーシャル諸島ビキニ環礁で島民住民への予告もなく核実験をおこないました。最大の被害が出たのがロンゲラップ島で放射能に汚染され健康被害が頻発しました。日本のマグロ漁船「第五福竜丸」も被曝、船員が亡くなりました。それから59年が経過した今年、原水爆禁止日本協議会主催「ロンゲラップ島民支援代表団」と「3・1ビキニデー全国集会」にわたしたちの職場から代表を送ることができました。鈴木さん、小幡さん、小抜さんは郡山医療生協での震災以降の活動を全国、世界に発信してきました。報告に学んで私たち一人ひとりの今後の活動に生かしましょう、と職員社保平和委員会細井さんから開催趣旨報告がありました。
 3人の報告紹介です。
○マーシャル諸島には米軍基地がある。日本の沖縄も同じ。○糖尿病の方多かった。食べものの事情があるのだろうか。○マーシャル語→英語→日本語の通訳でした。○ロンゲラップ島の除染は全体の1割くらい。表土削る・カリウムをまく・珊瑚礁を敷き詰める。削った土壌は滑走路の下へ。
○議員と懇談。アメリカに国家予算の6割を依存しており強くものを言えない。国際世論に訴えるしかないと。昨年9月国連の人権委員会がアメリカへ勧告した。○島民集会で福島の経験を報告しました。良いことも悪いことも事実が公表されなければ不安や不信はなくならない。○放射線量の情報が現地住民には届いていない。○放射能汚染でふるさとを汚された?というロンゲラップと福島の共通の経験を忘れない取り組みが必要だ。3・1ビキニデーへの参加へ。○ビキニデー集会では分科会で福島の活動報告を担いました。○事前に浜通りの原発方面に行って立入禁止区域、誰もいない街、稼働していない施設の写真を撮影してきました。それを持って報告してきました。○物資をはじめ様々な支援をいただいたことをできるだけ多く紹介してきました。今後福島で3・1ビキニデーの取り組みをつないでひろげていきたい○国連事務所の施設内に100万筆を超える核兵器廃絶署名が積まれています。私たちの要求も見える形にして運動をひろげていきたい。○今年の原水爆禁止世界大会は長崎です。職員の皆様のご協力をお願いします。

(総務部 山田)

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