2013年5月17日(金)
5月11日、福島県原水協主催の「原水協学校」に参加してきました。
毎年8月に開催される「原水爆禁止世界大会」と、開催地である広島と長崎に、全国からタスキをつなぐ「国民平和大行進」(郡山には6/25から6/26にバトンがやってきます)のとりくみを盛り上げていこう!というのが開催趣旨で、日本原水協の安井正和事務局長を講師に、「核兵器のない世界と放射能被害根絶」の実現に向けた、国連を中心とした世界的な流れについて学習をしました。
印象的だったのは、国連総会の決議の中で、核兵器をなくすことについては「賛成175・反対6」という結果であったということと、この流れの中で、広島、長崎、ビキニ、原発事故という経験をしている日本は、世界的に大きな役割を問われているということです。原発事故後、Fukushimaは世界中に知られました。核兵器も原発も「核の被害」という点で同じ危険性を持っていると思います。 福島県には複雑な背景もあり、なかなか一枚岩になって進むことができないでいますが、学習を進めながら、自分たちの状況とか気持ちをもっと外に向かって発信(例えば県外いる友達や親戚に福島の話をすることや、署名活動など)していくことが必要だと確認させられる学習会でした。
(組織部 小抜)