2013年7月18日(木)

ふくしま復興塾参加報告

 5月から、福島大学うつくしまふくしま未来支援センターが事務局を担っている、復興に関する人材育成を目的とした「ふくしま復興塾」に参加しています。12月までの隔週土曜日に開催され、講義とフィールドワークを実施し、最終的にはテーマ別に復興に関する地域課題を解決する企画や政策提言をチームでつくりあげるという内容になっています。
参加者は福島県内外(宮城県や東京、神奈川からの参加者もいます)の20代?30代を中心とした30名弱のメンバーで、一般企業、公務員、NPO法人、若手経営者、学生など幅広い分野の方たちと学んでいます。講義では、伊達市の除染のとりくみや、南相馬の復興支援、社会学の観点から見た福島の現状などなど、それぞれ現場で復興に携わっているリアルな経験を学ばせてもらっています。また、チーム別のとりくみとしては「コミュニティの再構築」をテーマに、地域課題のどこにスポットを当てるかという話し合いをしながら、事業計画をつくりあげようと作業を進めています。
 参加していて今実感することは、日常業務で出会う事のなかった、様々な職種、背景、思いを持った人たちから大きな刺激を頂いているということと、自分の能力の低さ、視野の狭さを痛感し、とても良い経験をさせてもらっているということです。また一方では、多くの方たちと話をする中で、医療生協の強みと弱みを客観的に捉えたり、将来に向けた大きな可能性もぼんやり感じることができています。12月までにひとつでも多くのことを吸収して、職場に還元できるよう食らいついていきたいと思っています。

(組織部 小抜)

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