2013年8月30日(金)
今回私は初めて原水爆禁止世界大会に参加させていただきました。正直、私は原発問題についてもあまり詳しくありませんでした。今回は福島の現状を伝えるというよりも、「福島の今を知ること」を目的に参加しました。
放射線の被害は健康面だけでなく、加えて精神的被害も受けます。そして特徴的なのが、その被害が何年ではなく、何十年と長期に亘ることです。今回参加して、放射線は多くの人の人生をつぶし、人間らしくその人らしく生きていく権利を侵害していくのだと学びました。
福島は今、不安の中にいます。原爆の被害にあった広島、長崎。原発の被害にあった福島。こんな被害にあった県もあったな、と済ませないでほしいです。私たちは今、憤りから希望を見つける時期に立っていると思います。他人事と思わず、この事故を自分の日常とリンクさせて考えてくれる人が増えてほしいと思います。そのためにもこれから何をすべきなのかが大切なのだと今回の四日間で強く思いました。
ふれあいデイサービス 一ノ瀬美咲